林業・木材製造業労働災害防止協会は、林業と木材製造業の事業主が、
作業者の協力のもとに行う自主的な労働災害防止活動の促進を通じて、安全衛生の向上を図り、
労働災害の絶滅を目指すことを目的に、労働災害防止団体法に基づき、昭和39年(1964年)9月1日に
労働大臣(現:厚生労働大臣)の許可により設立され、平成元年(1989年)7月に特別民間法人化
されました。
以来、その公益的使命を達成すべく、林業、木材製造業の安全で健康・快適な
職場づくりを支援するため、各種の事業を積極的に展開しています。
労働災害発生状況
北海道では林業の労働災害が多発しており、休業4日以上の死傷災害は、全国各都府県との比較では毎年ほぼ全国一という状況になっております。
ダウンロード資料
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高さが2m以上の個所で作業を行う場合は、高所作業に該当し、法令により墜落等による危険を防止するための対策が求められます。
高所作業では、安全帯の使用のほか、保護帽にあっても墜落要の着用が必要となります。
お尋ねの剪定作業が、低木から5m以上にわたることから、2m未満とそれ以上と区分して保護帽を2つ持ち、その都度取り替えるということは実際的でなく、墜落用の保護帽の着用が適当と思われます。
人間尊重の基本理念に基づき、事業者と作業者が一体となって、林材業に働く一人ひとりの命を大切にして、職場や作業に潜む危険の芽をあらかじめ摘み取り、何がなんでも「ゼロ災」を実現しようとする全国の林材業挙げての取り組みです。具体的には各職場において次のことを実行することとしています。
1.「ゼロ災運動実施宣言」を行いましょう。
2.「ゼロ災ワッペン」をつけましょう。
3. 作業開始前の「作業指示」及び「危険予知ミーティング」を励行しましょう。
4.「指差し呼称」を励行しましょう。
5. 災害多発作業に重点を置いた安全教育を徹底して行いましょう。
原則的には、従事させることが可能ですが、女性労働基準規則において別図のとおり一部就業制限業務が定められています。